Chateau Talbot 2004

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン66%、メルロ26%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%

札幌のグランヴァンで購入(旧ロビンソン地下)。4000円台だったと思います。
2010年5月16日抜栓。コルクにはVintageとシャトー名、AOC名がきちりと刻印されています。一応、一部のネットでの情報に従って、飲む1時間くらい前にデカンティングしておきました。色は濃い紫。まだまだ若い色。でも透き通っています。とてもきれいな、まだまだ若い感じのフレッシュさが溢れています。グラスはリーデルボルドータイプを使用。デカンタに移してから30分くらいたってからだったのか、グラスに注ぐそばから、ぶどう、アメリカンチェリー、ブラックベリー系の甘い果実の香りが漂ってきます。スワリングにより、ミント系・ハーブ系の香りが少し出てきますが、徐々にチェリー、黒ぶどうの香りが前面に主張してでてきます。
タンニンは非常に良くこなれていて、舌に残る感じがぜんぜんありません。むしろ、口に含むと黒ぶどう、チェリー、カシスのニュアンスが口の中に広がります。酸味も全然強くなく、素直に”これ、おいしい〜”と言える感じです。グラスに残る脚はそこそこです。もっともっとタニックな渋いワインを予想していたので、この点は逆な意味で裏切られました。時間が立ってくると、徐々に熟成香がでてきます。またきのこ、腐葉土の香りも出てきます。さすがタルボー将軍、とっても美味しくいただけました。やっぱワインは飲んでみなければわかりませんね。