Mouton Cadet 2008

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-661.html

セパージュ:メルロ65%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%

エノテカより購入。1890円
2011年4月3日抜栓。コルクにはBARON PHILIPPE DE ROTHSCHILDの刻印と5本の矢のロゴの刻印あり。グラスはリーデルオーヴァチュアを使用。グラスに注ぐと、思っていたよりも薄いルビー・パープル。ボルドーにしては薄い色。脚は中等度。最初の香りは、カシス、杏といったニュアンス。娘さんはバニラビーンズの香りと言っていました。確かに。スワリングによって、娘さんが最初に感じた香りはブルーベリー。若干ハーブのアロマが感じられました。心地よい香りです。徐々に甘い香りがでてきて、このへんはメルローの力だと思います。口に含むと、最初、やや酸味が強い印象。タンニンはありますが全然渋くなく、むしろうまく溶け込んでいます。ベリー系、アプリコット系の果実味が感じられ、そこに酸味が主張してくる感じ。時間と共にややスモーキーな、カラメル的なニュアンスが少し出てきます。のどごしは非常にスムーズ。アフタは殆どありませんが、一言値段に比例した飲みやすいワイン。ジンギスカンとは相性ばっちり。ひき肉のミートソースにもぴったりとマリアージュ。醤油にこのワインを少しませて、まぐろの赤身の刺身と合わせてみましたがこれまた、いいマリアージュに感じました。ムートンカデがロングセラーである理由がわかる気がします。いろんな食事との相性はいいと思います。