Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignes Cellier Des Ursulines 1999

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-697.html

セパージュ:ピノ・ノアール100%

かわばた酒店より購入。1630円。
2011年7月1日抜栓。コルクには家紋のようなものが刻印されているだけです。しっかりとしたコルク。液漏れはありません。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。色は比較的濃いルビー。12年たっていますがエッジはまだしっかりとしています。脚は結構粘稠度のあるものです。最初に腐葉土の香りが感じられます。その奥にカシス、アメリカンチェリーの香り。スワリングでハーブの香りが加わります。いい香りです。どことなく木のニュアンスが香りに混ざっています。口にふくむと非常に良い感じの酸味が口の中に広がり、そのあと葡萄の甘みがほのかに口に広がります。タンニンは12年たっているにしては比較的しっかりとしていると思います。しかし、けっして渋いわけではなくうまく溶け込んでいます。けっして調和が取れているというわけではありませんが、熟成したピノだな〜と思います。喉を通っていった後のアフタはさほど感じません。あと3年くらい前がピークだったような気がします。でも、お値段以上の香りと味だとおもいます。ACブルとしてはよく出来ていると思います。時間と共にカラメル様の香りがしてきました。ホワイトキャステロの塩分とよく合います。