Bourgogne Pinot Noir Robert Groffier 2010

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セパージュ:ピノ・ノワール100%


ワインセラーパリ16区より購入。3980円。
抜栓日:2013年1月28日
コルク:50mmの長いコルク。ドメイン名、ワイン名、Vintageがちゃんと刻印されています。さすがに液漏れありません。異臭なし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。

色:比較的濃いルビーに、ちょんと紫を落とした色合い。エッジは紫色です。引き込まれるような色合い。
脚:結構な粘調度。ディスクはそんなに厚くはありません。

香り:最初やや閉じ気味に思いましたが、30分くらいですこし開いてきました。ファーストインプレッションは香水。とても繊細な香りでした。その奥に、ラズベリー、ブルーベリーのベリー系の香り、ハーブを思わせる香りを感じます。娘さんは「ピーマンのにおい、あと焼肉のたれのにおい」と表現してくれました。なるほど、青野菜系の香りあります。甘い香りもパッションフルーツのような甘さがちらちらと見え隠れしています。ほんと、子供の(といってももう中学生になりましたが)感性は勉強になります。
久々のピノ・ノワールですが、いい香りです。

タンニン:タンニンはあまり強くないですが、ちゃんと一本芯が通っています。歯茎で感じるタンニンは若干の渋みしか感じません。
味:最初にとてものびやかな酸を感じますが、その上にベリー系の甘みがドーンと押し寄せてくるような味わいです。雑味があまりありません。とってもスムーズに喉まで流れていきますが、味わいの奥深さがあります。「う、うまい!」って感じ。アフタはそんなにながくありません。ミネラル感が結構豊富に感じられます。思った以上に濃く抽出されているな〜と思いますが、酸と甘味がうまく混ざっていておいしいです。あと3〜5年くらいは大丈夫のような気がします。もう少し置いておいて熟成香が加わってくるとまた面白いワインになるんじゃないでしょうか。ACブルとして結構高いランクのワインだと思います。自家製の豚肉のリエットと結構いい相性でしたが、ワイン単独でも十分楽しめます。