Fixin Herve Charlopin 2012

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
ワインショップフジヰより購入。 2600円
 
抜栓日:2015年4月10日
インポーター:モトックス
コルク:ドメイン名、Vintageなど刻印されたもの。45mm
液漏れ:なし。染みなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。
 
色:グラスの向こう側の指がかろうじて見える程度の濃さのルビーガーネット。真ん中にはルビーの要素がしっかりと見えます。
エッジ:ほんのりとガーネットの色調が見えてきます。
脚:けっこうな脚の流れで、粘性が感じられます。アルコール度数13.3%。
 
香り:抜栓直後にベリー系の香りがほのかに溢れてきました。グラスに注いでからは、ブラックベリーラズベリーの香り、赤いお花の香り。とてもまとまった感じの香り方です。そして、ほんのりとしたスーボア、茸の香りもかすかに感じました。娘さんは最初に香りを見た瞬間に「茸を炙った感じの匂い」と表現していました。スワリングすると、ややハーブのような、透明感を感じさせる香りを感じます。少し時間が立ってくると、香りが凝縮してきてすこし変化を見せてきます。同時に、全然嫌味でないほどよい樽香が見えてきました。エレガントかつパワーを秘めた香り。温度の上昇とともに香りに丸みが出てきました。
 
タンニン:とてもきめ細やかなまとまった感じのタンニン。フレッシュ感あり。しいていえば、まだ溶け込んでいないでタンニン自体で主張している感じはあります。
 
味わい:複雑実もあり、液体としてまとまった感があります。酸は出すぎず、少なすぎず、とてもいい塩梅で、果実甘味とともに、程よいまとまりのある酸。余韻にミネラル感を感じます。けっしてパワフルなわけではないんですが、どことなく頼ってしまうニュアンス。ほんと、出すぎず引きすぎずって感じです。味わいもエレガントかつパワーを秘めている味わい。時間がたってからの変化が楽しみ。
香りと言い味わいと言い、やっぱりブルゴーニュピノ・ノワールは、どこか一歩抜きん出ているね〜と、うちの奥さんと話していました。
時間経過で、液体の丸みが感じられるようになってきます。そして透明感のある味わい。アフタに軽くスパイスを感じます。あ〜、このワインは美味しいです!