Gryphe Domaine des Accoles Coteaux de l’Ardeche 2011

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-910.html

セパージュ:カリニャン100%


湘南ワインセラーより購入。2300円。
抜栓日:2013年2月26日
コルク:ワイン名、Vintage、Domaine名が刻印されています。
液漏れ:なし
グラス:リーデルボルドータイプを使用。


色:濃い目のパープル。白熱灯に透かしてみると、濃いルビーに見えます。
エッジ:しっかりと色づいています
脚:粘調度はさほどでもありません。
ディスク:そんなに厚くありません。


香り:抜栓直後はちょっと硬い、醤油のような香りでしたが、30分ほどでフルーツ、カシス、アメリカンチェリーの香りがしてきます。なかなかいい香り。素直にフレッシュだな〜と感じる香りです。スワリングによりややなめし皮のような香りになりますが、ちょっとするとまた、フルーツっぽい香りに戻ります。娘さんは「カレーの福神漬けのような匂い」と言っていました。


タンニン:アクセントありますが、ほとんど渋みはありません。口の中全体に巡らせても歯茎に渋さを感じるようなことはありません。

味:アタックがとても柔らかく、ほどよい酸があって、まるで生のぶどうをかじっているイメージです。アタックは果実の様ですが、そのあと、濃厚なニュアンスはなく、引っかかることなく喉まで流れて、最後にちょっとミネラルというか、鉄のようなニュアンスを感じます。アフタも紫の果実の要素がほわっと鼻の奥に上ってきます。複雑みはさほどありませんが、飲みやすく、ぐいぐいいっちゃうワイン。すき焼きと合わせましたが、とてもよいマリアージュでした。デイリーといっては言い過ぎですが、食事にも邪魔にならず(むしろ生もの以外のどんな食事にも合うと思います)、ワインだけでも、なにかヌーヴォー感覚で楽しめちゃいます。「なかなかやるじゃん!」といった感じのワインです。

2日目も変わることなく楽しめました。これはかなりコストパフォーマンスいいと思います。