Trimbach Gewurztraminer 2011

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セパージュ:ゲヴェルツトラミネール100%
イーエックスワインから、品種別12本セットのうちの1本。
 
抜栓日:2014年9月23日
インポーター:日本リカー
コルクはトリンバックの汎用コルク。液漏れなし。グラスはテイスティンググラスを使用しました。色合いはやや緑がかったイエローで、輝きが有ります。脚は、そこそこ粘稠度がある方でしょうか。ディスクは厚くありません。
香りは、白いお花の香り、やや還元的なニュアンスが有ります。ライチ、白バラの香りがきちんと感じます。ミネラル的なニュアンスもありますか。スワリングすると、ちょっと硫黄香が揮発してきます。樽香あるかな〜?
驚いたのは、娘さんに香りを見てもらったら、少し考えて「あれあれ、ライチの匂い」と答えたのにはびっくりしました! 典型的とはいえ、何も教えていないのにきちんと香りを捉えられるとは?! きっと今でも香りだけでソムリエ試験のテイスティング合格すると思います(笑)。
味わいは、仄かな甘味が有りますが、後口にはスパイシーな苦味を感じます。さほど厚みは感じません。余韻もそんなに長くはない。
カレーと合わせてみましたが、最初いい感じでしたが、後半、カレーを食べたあとにワインを口に含むと、この苦味が前面に出てきました。

2日目、ライチの香りはナリを潜めてしまいました。娘さん曰く「ハイチューの匂い」と。なるほど。先入観で香りを見ているせいなのか、香り、味ともに昨日には見られなかったけっこうなスパイシーさを感じます。ゲヴェルツの所以なんだろうか。