Piemonte Grignolino Francone 2016

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セパージュ:グリニョリーノ100%
Vino Hayashiのイタリア土着品種研究会の教材。 2,300円(税抜)

抜栓日:2018年12月5日
インポーター:MONACA
栓:合成コルクかな?
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。

色:比較的薄めのガーネット。グラスの向こう側の指は余裕で見えます。むしろ、濃いめのロゼといったほうがいい感じの色合いです。
濁りなし、輝きあり。
ディスク:さほど厚みがありません
エッジ:比較的均一な色合い
脚:中程度の粘性
アルコール度数:13.5%

香り:全体的に香りは控えめ。土っぽいニュアンス。木材の香りのニュアンス。木の実の香り。テキストには「イチゴやさくらんぼなどの可愛いらしい香り」と記載がありますが、あんまりそんな印象がありません。むしろ、ややタンニンを連想させるような、ピーマン香ぽい感じがあります。最初、ちょっと酸化のニュアンスと撮ってしまう感じ。樽?と思いましたが、造りをみると樽はつかっていません。スパイシーな要素を感じます。たしかに白胡椒っぽい香り。

タンニン:結構しっかり目のタンニン。

味わい:酸はしっかりとしていますが、さほど酸味として強くは感じません。どくとくなタンニンによる渋みが、ちょっと苦味にも感じられます。野生っぽい木の実の味わいと、甘みもあります。ワインが口の中から喉に流れていったあとに、どくとくな苦味が口内にのこります。チャーミングな味わいの中にも、ワイルドな要素も感じられます。色合いからは想像できないタンニンが印象的。

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