Corton Charlemagne Grand Cru Tollot Beaut 2007

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セパージュ:シャルドネ
抜栓日:2015年2月23日
グラスはブルゴーニュタイプを使用しました(シャルドネタイプがなかったのですが、これを普通の小さなグラスでいくよりも、大きなバルーンタイプで飲んだほうがいいと思いました)。色合いは、本当に艶やかな、透明感があって、しかもやや粘性を感じさせる、ほんのすこし濃い目のイエロー。きれいな色。最初、樽香がやや支配的でした。これは、低い温度でサーブしたせいもあると思います。温度が上がってくると、アカシアの花とか、白いお花系、花梨の香り。そこにちょっとスモーキーさが見え隠れするな〜と思ったら、次に、カスタードやバニラのとても心地よい香りが合わさってきて、香りがどんどんと溢れてきます。ミネラルな要素を思わせる香りも垣間見えます。味わいは、とてもパワフル。酸、果実味が、まだまだフレッシュなのですが、ほんと球体の液体がイメージできる感じ。熟成感はさほど感じませんが、それでも蜜感の片鱗も見えて、今飲んでも十分満足できますし、10年後も、きっと素晴らしい姿を見せてくれると思いました。やっぱりグラン・クリュ、この後4時間ほどたっても、全然衰えないどころか、どんどんとパワーを増しているような感じでびっくりです。
勉強になりました。