La Luna Bruno Duchene 2015

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セパージュ:グルナッシュ・ノワール45%、グルナッシュグリ36%、カリニャン10%、グルナッシュブラン9%
MORITAYAより購入。税抜価格¥3,010。
 
抜栓日:2016年11月13日
コルク:La Lunaと2015の刻印あり。
液漏れ:なし
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
 
色:やや濃い目のルビーガーネット。ちょっとダークな印象。輝きあり。
エッジ:エッジにはdeep purpleの要素
脚:そこそこの粘性を感じます。
 
香り:最初低い温度で抜栓(14度)。抜栓直後はけっこう還元香がありましたが、ほどなく消失しました。次いで感じたのは軽度のブレッド。そんなに気にはなりませんが、娘さんも「あー、ちょっとだけ感じるけど全然気にならない」と言っていました。おぉ〜すげ〜な。香りが出てくるまで20分位はかかりましたが、その後、豆、木の実といったビオ的な香りがでて、その後、紫の実の香り、ハーブ、スパイス、白胡椒、釘っぽさ、金属的なニュアンス。全体的には優しい感じですが、スッとするニュアンスもあって、そこにブレットっぽさがアクセントにあって、軽めのローヌっぽさがあるでしょうか。

タンニン:収斂性は弱いですが、しっかりとしているが、柔らかいタンニン。

味:しっかりとした酸を感じます。きれいなのびやかな酸。そして、香りの要素の味わいが口の中に広がります。やさしい甘味もあって、実に柔らかい、優しい味わい。程よいアルコール感があって、喉にささぁ〜っと流れ込んでいきます。余韻もそこそこ長めで、でも全体的には染みる感じの味わい。ところが、ただ、ふにゃふにゃしたものではなく、酸のお陰でしっかりと一本新が通っているところがすごいです。ナチュール好きにはたまらないワインですな。