セパージュ：シャルドネ
ドメーヌ・ミエ・イケノより購入。7,344円（税込）
抜栓日：2020年9月3日
栓：天然コルク
液漏れ：なし
グラス：リーデルのブルゴーニュタイプを使用しました
色：比較的色付いたイエロー。透明感あり、輝きあり。2杯目からは若干の濁りあり
ディスク：やや厚め
脚：中程度の粘性
アルコール度数：12％
香り：結構低温から抜栓しましたが、弱い樽香からの、冷涼な柑橘香。厚みを感じるニュアンスがあり、なかなかしっかりとしたワインを連想させます。徐々に開いてきて、樽から由来すると思われるバニラ香がエレガントに感じられました。その後、濃厚なニュアンスとともに、パイナップル、八朔の香り、バターの要素、ほのかな蜜香。若干の塩味、ミネラリーなニュアンスを感じます。コート・シャロネーズを思わせるような、また、南アフリカのシャルドネでもいいかもしれません。樽の使い方がなかなか絶妙で、高級感が出ています。アカシアの白い花の感じもしっかりと感じられます。
味わい：果実味がしっかりとしていて、酸は明瞭。厚みのある味わい。冷えているときでもしっかりと果実を感じるとてもどっしりとした造り。樽由来か、若干の渋味がアクセント。余韻は中程度からやや長めに感じられます。さすがに後半、ややストンと味わいが消えていく感じもありますが、とてもしっかりと造られていて、さらに樽の使い方が絶妙で、果実味とのバランスがとてもいいです。値段もそこそこしますが、高いクオリティーのワインだと思います。
