セパージュ：シャルドネ
多田農園ワイナリーにて購入。
抜栓日：2020年9月13日
栓：DIAM5
液漏れ：なし
グラス：リーデルのオーバチュアを使用しました
色：薄めのイエロー。輝きあり。若干の濁りあり。瓶に澱あり
ディスク：中程度の厚み
脚：やや低め～中程度の粘性
アルコール度数：12％
香り：最初はミネラル感が強めに感じられました。徐々にアカシアの花の香り、レモン、青りんごの果実香。若干の酵母香。温度が上がってくると柑橘香や、ほんのりと綿あめのニュアンスが出てきます。なにか抜きん出ているわけではありませんが、ミネラリーさを主体として、バランス良く香りの要素が集まっている感じです。気持ち樽っぽさはあるような気はしますが、新樽ぷんぷんというのではありません。
味わい：リンゴ系と乳酸系が50％ずつくらいの、しっかりとしたフレッシュ感のある酸。低温領域では硬質なミネラル感がはっきりと感じられます。若干温度が上がってくると、ほどよい塩味として感じられるほどのミネラリーな液質に。余韻は中程度からやや長め。液質自体はそんなに厚みはありませんが、酸と果実味がとても良いバランスです。食中酒として実力を発揮するタイプのワインだと思います。
