Chateau Lagrange 1999

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン66%、メルロ27%、プティ・ヴェルド7%

リカーショップ ヒラオカよりオークションで落札。4999円。
娘さんのBirthday Vintageです。2010年7月30日抜栓。コルクはしっかりとしていてつるつるしているタイプのもの。1999年とシャトー名、Grand Cru Classe St.Julien(Medoc) MIS EN BOUTEILLES AU CHATEAUの刻印がされています。デカンタージュしました。さほど澱は認められませんでした。グラスはリーデルボルドータイプを使用。ちょっと室温においてからグラスに注ぎます。抜栓後より、ほわっと甘い香りをかすかに感じました。グラスに注ぐと濃いルビー色。とても綺麗なルビー色です。エッジはちょっとばかり薄さを感じるものの大半がしっかりとした色になっています。最初は、青野菜のかおり。その後、バニラ香がちょっとばかり強く感じ、グスベリ、ラズベリー、青菜、カシスの香りを感じます。スワリングにより若干ハーブ系でしょうか。1時間ほどするとグラスから甘いストリベリー系の香りが溢れてきました。娘さんは「ピーマン、煮付け」と言っていました。脚はそこそこ。口にふくむと、しっかりとしたタンニンを感じます。その後、ベリー系、カシス、スパイシーな印象の味が舌を転がります。アフターはそんなに長くありません。タンニンのせいか、ちょっとばかりズシッとした感じを下に感じ、最後にやや苦味要素が残ります。時間が立ってくると、こんどはバニラ、インクの要素が香り、味ともに広がってきます。温度の上昇と共に、ややミント系のハーブを感じました。コッテリ系のビーフシチューとか合いそう。ママちゃんは最初「んー、しぶい」といっていましたが、時間と共に甘さがでてきた、と言っていました。サンジュリアンの3級ってこんな感じなのかな。一日目のあまりを小瓶に入れてストック。翌日はまだタンニンは残りますが全体的にマイルドなテイストになっていました。力強さを内に秘めていたワインといった感じです。ストック分、もう一本あり。