Les Forts De Latour 1990

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン 70%、メルロー 30%(本Vintageでの正確なセパージュはわからず)

2010年8月6日抜栓。アルコール度数12.5%。コルクは上まで染み込んでいた。外に溢れていた形跡はなし。20年の歳月を感じる。コルクにはシャトー名とVintageが刻印されている。色は非常に透き通ったルビー色。比較的濃い。エッジもしっかりとしているが、若干オレンジっぽい感じ。しかし、まだまだ元気さが感じられる色合い。澱の混入を防ぐためにデカンタージュをしたときには、ベリー系の香りが広がった。20分ほどデカンタの中においてから、グラスに注ぐ。グラスはリーデルボルドータイプを使用。脚はさほどでもない。グラスに注ぐと、最初はちょっと臭いか?と思ったが、カシス、牧草、樹の皮、インクなどの香りが、複雑に入り交じってくる。とても豊かな香り。最初の香りはSO2かな?。味は、これらの香りの要素が複雑に入り組んでいる。タンニンもそこそこ感じるが決して渋くはなく、とてもこなれたタンニンで、力強さがある。なるほどボルドーの王道といった感じ。味わいとしてとても複雑。アフターもそれなりに長く感じる。ホワイトキャステロと一緒に飲むと、とてもこなれた感じの味になる相性はとても良いと思います。20年の歴史を感じさせるとても良いワインだとおもいます。これ、旨いな〜。