Nuits St Georges Henri Gouges 2006

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

LIQUAR WORLDよりオークションにて落札。3800円。(2700円台で落札していた人もいました)
2011年9月23日抜栓。コルクにはDomaine名、ワイン名、Vintageが刻印されています。全然液漏れなし。状態いいです。ブショネなし。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。デキャンタしていません。色はしっかりとした深いルビー。結構濃い。力強い色合いです。エッジもしっかりとしています。グラスの脚は結構粘稠度の高いものです。グラスに注いでから、10分ぐらいおいておきました。すると、香りが湧き出てきました。ダークチェリー、土、バラ、すみれの花、ブラックペッパーの香り。とても複雑ですが心地よい香り。スワリングすると、これらの要素の香りが力強くなり、腐葉土、トリュフの香りが合わさってきます。これはいつまでも嗅いでいたい香りです。なんというか、ちょっとずっしりとしていてとても男性的な香りだと思います。Farmerの香りっていうのかなぁ〜。娘さんはちょっと鼻詰まっているんですが、「葡萄の枝のにおいと、フランスパンの白いところの匂い」と言っていました。口に含むと、おっ?香りのニュアンスとちょっと違って、すこし密度の薄い真ん中が抜けているような感じがします。酸味は適度にありますがややとがっています。まだちょっと温度が低いのか、タンニンもしっかりと舌の上に感じます。ミント系のハーブニュアンスをアフタに感じます。スルスルーっと喉まで入って行きますね。しかし時間と共に、温度が上がってくるとどっしりとしたニュアンスになります。果実味というよりは土臭い、森のニュアンスの味わいですね〜。アフタはそんなに強くはないんですが落ち着いた感じで美味しいですね。鳥の水炊き(いっつもこれだ)と併せましたが美味かったですよ。時間が立ってくるとやや酸味が前面にでてきました。Vintageによるものなんでしょうか。なかなかどうして美味しいワインですよ。