Bourgogne Cuvee Prestige Philippe Charlopin-Parizot 2009

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

割田屋より購入。2980円。
2012年2月7日抜栓。コルクにはドメーヌ名とVintageが刻印されています。しっかりとしたコルク。液漏れなし。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用しました。抜栓後よりストロベリーの香りがほのかにします。色は比較的濃い目のルビー〜紫。中央に青紫色が見えます。脚はけっこう粘稠度の高いものです。最初、ラズベリーブラックベリーの香り、バニラのような甘い香りもします。イチゴジャムの酸味を感じます。娘さんは酸っぱい香りがする、酢昆布のような香りと言っていました。うんうん、たしかに昆布の出汁系のかおりもあります。スワリングによって香りの要素が一段と強まってきます。若干セメダインのような甘さも感じます。飲みくちは、最初程よい酸味が口に広がり、ベリー系の果実甘味が次に口に残ってきます。最初複雑さはさほどなく、その後喉にサッと流れていきます。タンニンは比較的しっかり系ですが、程良く溶け込んでいます。あんまりギスギスしていない。喉に流れていった後、あんまりアフタないのかな?と思っていると15秒くらいしてから、さわやかなベリーの味がほのかに鼻に感じます。けっこうどっしりとした力強さがあり、若い大地の感じがします。時間と共に温度が上がってくると、かなりの甘味が感じられます。しかし決してくどいわけではなく、ほんとうによく抽出した甘みだな〜と思います。また、味わいが深くなって来ました。アルコール感がつよい感じはありますが、なかなか良いワインだと思います。