クレマチスロゼ 四恩醸造 2011

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セパージュ:巨峰100%

Alcoholic Armadilloより購入。1700円。
2012年4月5日抜栓。栓は王冠でした。結構オリがあるため最初セラーの中で寝かせておきましたが、あとで抜栓のときに澱が発生するだろうなとおもい、立てて冷蔵庫においておきましhた。飲む前にはビンの側面についていた折は底に落ちていましたが栓抜きで栓を抜くとそのまま大量の泡が溢れでてきてあっという間にオリは混ざってしまいました。グラスはイタレッセシャンパングラスを使用。結構な泡立ちですが、泡はよく言うと繊細。悪く言うと細い感じの泡です。色は、ロゼと言うよりもピーチ色。濁っています。もものネクターの色にも似た感じです。香りは最初還元的でしたが時間とともにそれは消え去ります。そして、香りはピーチの香り。さほど複雑さはありませんがとても気持ちの良い香りです。いろはロゼと銘打っている割には、桃色で、全体的には濁っています。最初香りにやや還元的なところを感じ、味わいでも、まさに還元的と思わせる苦味などありましたが、時間と共にかなり洗練されてきて、日本的な甘みがメインに感じられました。基本はピーチの甘さ。でもタンニンもそれなりにしっかりと主張している。とてもはかない感じのワインです。時間と共に味わいに、どこと話に余韻が感じられてきます。とても上品な甘さを感じます。しかも、ぶどうの皮もついていたんだろうな〜という幹事の渋み、巨峰を食べた時に最後に皮についた身の部分を吸う感じに似たニュアンスを感じます。
ワインとして飲むと、なるほどとても日本的なものですが、これは食事全般に合わせやすい飲みやすいワインだと思います。
最初に口に含んだ瞬間に頭の中にはゆで卵とのマリアージュが思い浮かびました。さっそくゆでたまご作ってあわせてみましたが、これがなんともいいマリアージュでした。