Sancerre La Poussie 1997

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セパージュ:ソーヴィニオン・ブラン100%

2012年6月9日抜栓。コルクにはLa poussieの刻印あり。白ワインにしては長くて50mmありました。コルクのそこには酒石がびっしりとついていました。抜栓直後はちょっと還元香あり、むむっ?と思いましたがグラスに注いで少しすると消えました。アルコール度12.5%。グラスはリーデルのオーヴァチュアを使用。色は結構な山吹色です。冷蔵庫に一晩入れておいてから、飲む前1時間くらい前に出しておき、それから抜栓しています。香りは、柑橘系のはっさくっていうか、デコポンていうか、そのような香り。結構甘い熟した香りです。ややミントのようなすっと抜ける香りもあります。白い花の香り。娘さんは「埃っぽい、ばあちゃんちのタンスの中の匂い」と言っていました。あぁ〜、ナフタリン系のニュアンス、あるな〜。少し時間がたってからもう一回聞いてみると「リンゴに酢を垂らした匂い」と。口に含むと酸味がメインに広がりますが、けっして酸っぱいわけではなくミネラリーなニュアンスが酸を包んでいるというか、ほのかにレモン・ライムの酸味を感じて、そのまま喉に流れていきます。アフタは、強くはないものの、ほのかに鼻の奥にミネラルが広がっていく感じ。フルーティーさは、あまり感じませんが、思いの外濃厚でふくよかな味わいに驚き。15年ですよ〜、意外と飲めるもんだな〜、というか、うまいわ、これ。。