Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Domaine AF Gros 2009

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
 
札幌東急より購入。2900円(税抜)。
抜栓日:2013年10月27日
コルク:普通のコルク。MISE EN BOUTEILLE A LA PROPRIETEの刻印のみ。
液漏れ:染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。


色:薄めのルビー。艶やかさはないけれど透き通った感じ。斜めにしてみるとガーネットの要素入っています。
エッジ:しっかりと色づいていますが、縁の数mmが、若干薄い感じ。
脚:中等度の粘調度。


香り:抜栓直後は控えめな香り。でも、ほんのりとブルーベリーの香り。ママちゃんは最初、スパイスの香りと言っていました。そして徐々に、ラズベリー、ストロベリーの心地良い甘い香りがしだします。スワリングによって、紫の果実の香りが混ざります。いい香り。自分的にはこの香りは好きです。娘さんは「パンの白いところの匂い。コーヒー豆を冷蔵庫に入れておいたような匂い」と表現しました。スミレの香りがしてきます。

 
タンニン:シルキーとまでは行きませんが、比較的新しいVintageなのに、結構溶けています。歯茎に渋みとしては、さほど感じません。
 
味:決して強くはないけれど、繊細というか清らかというか、そんなイメージの酸があって、タンニンがそれを支えています。口の中にはイチゴ、アセロラの甘味がほんわりと広がる感じ。複雑さはさほどなく、ミネラル感はそこそこです。喉越しがとても素直で、まさにすぅ〜っと流れていくという感じ。どこか儚い、冷たいイメージがあります。後半にほんの少しだけ苦味を感じます。ほんと味わいが柔らかい、というか、女性的というか。
エチケットに描かれている女性からすると、女性が下向きで、うなじが見えているので、繊細でしなやかなワインという表現がされていますが、まさにそんな感じです。
わたしはこのタイプのワインは好きです。