Chateau Ducru Beaucaillou 1964

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ25%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%
 
抜栓日:2014年1月1日
インポーター:オーデックス・ジャパン
コルクは液漏れなく、しかし経時変化でもろくて、途中でちぎれてしまいました。
グラスはリーデルボルドータイプを使用しました。一気に6つのグラスに注いでしまいました。
色は、濃い目のガーネット。エッジはやや薄くなっています。脚は意外と粘稠度があります。香りは、きのこ・下草・土の香がします。紅茶のニュアンスもあります。思いの外、香りが豊富です。スワリングで、熟成香が広がります。娘さんは、「ほうれん草の匂い」と言っていました。味わいは、程よい酸があり、また意外なほどほんのりとした甘みを感じます。タンニンは、ほぼすべて溶け込み渋みはありませんが、歯茎に心地よいタンニンを感じます。悪い言い方をすると、スルスル飲めるジュースのようですが、アフターもしっかりとしていてとても美味しいです。50年の時を味わうことが出来ました。古酒はほんと勉強になります。