がんごおやじの手造りわいん 弐仟拾弐年

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セパージュ:カベルネソーヴィニヨン60%、メルロー25%、マスカットベリーA種12%、ミツオ・レッド種3%
地酒仙丸にて購入。2,592円。
 
抜栓日:2014年8月10日
コルク:作り手の名前が刻印されています。ちょっと短め。
液漏れ:なし。
グラス:リーデルボルドータイプを使用。
 
色:ちょっと薄めのルビーパープル。きれいな色合いで艶やかさもあります。
エッジ:エッジにはパープルが見えます。全体的に均一感があります。
脚:ほとんど粘調度は感じません。
 
香り:抜栓食後、娘さんは「バターの匂い」と言っていました。フレッシュな果実の香り。鼻の奥に抜けていくような印象です。すこしキャンディーのような香りも感じられます。透明感のある香り方で、このへんはおそらくCSによるものなんじゃないかと思います。とにかくフレッシュさが溢れます。2時間ほどすると、ちょっとスモーキーな、ビターな香りがグラスから漂ってきます。このへんはメルローから来ているのかな?キャンディーのようなニュアンスはMBAなのかもしれません。
 
タンニン:渋さとしては、じわ〜っと歯茎に感じるようなイメージですが、飲み口にアクセントを与えてくれるようなタンニン。ちょっととんがったイメージがあるので、あと数年すると、このへんがまろやかになってくるやもしれません。
 
味:フレッシュな酸、プルーン、プラム、カシスを思わせるような味わいが、口の中に広がります。イメージとしては、なかなかシャープな感じで、鼻の奥にすぅ〜っと抜ける印象があるのですが、その後にミネラル感、ミントのニュアンスを口の中に残してくれます。複雑さとかはあまり感じさせてくれませんが、とても飲みやすいワイン。食事とは合わせやすいタイプのワインだともいます。アフタのミント感がなんとも言えない心地よさを演出してくれます。2時間位すると、思いの外酸が際立ってきて、しかし、決して酸っぱいわけではなく、シャープな酸が口の中に広がります。