Kitoushi Higashikawa Wine 2013

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セパージュ:セイベル13053 100%
 
抜栓日:2014年12月7日
コルク:汎用のコルク。何も刻印されていませんでした。
液漏れ:液漏れ、染みなし
グラス:オープンナップのユニバーサルテイスティングを使用しました。
 
色:やや濃い目のパープルルビー。あまり艶やかさがありません。
エッジ:エッジから中心部にかけてそんなに色の差がありません。
脚:そんなに粘稠度は高くないようです。
 
香り:最初、古いチップ材の香りのような印象がありましたが、すこし温度が上がってくると、ややスパイシーな、シナモンのような甘めの香り、その後にグスベリのような野生っぽいベリーの香り。なんとも木の実を連想させるような甘めの香りがしてきます。素朴で優しい香り。なんか森のなかにいるような感覚になります。ほんの少しのキャンディー香。娘さんは「よくわからん」と言っていました。小一時間もすると、ちょっと酸味の強いラズベリーのような香りが混ざってきました。
 
タンニン:歯茎に感じる渋味はなし。
 
味:優しいですが、程よくしっかりとした酸があり、香りの要素の味わいが口の中に広がります。なんとも落ち着いた、優しいニュアンスの味わい。すぅ〜っと喉に流れていって、アフタにモカのような、ちょっとスモーキーな感じがします。程よいミネラル感が口の中に広がります。ワイン単独で楽しむにはすこしばかり軽めの印象ですが、食事とは、どんなタイプの食事でも合うんじゃないかと思います。1時間半くらいで、ちょっと酸が前面に出てきた感じです。
うちのママちゃんは、「そんなに素朴かなぁ〜? ジュースみたいだよ、これワイン?」と言っていました。
少し日にちをかけて飲んでみたいと思います。



2日目、香りの要素はさほど変わることなく、なんとなくナッツのような、くるみのようなそんなニュアンスと、若干の酸化香、木のチップのニュアンスを感じます。味わいは酸がすこし際立ってきた印象ですが、食べ物と合わせて飲むにはとてもいいです。これ、マセラシオン・カルボニックで醸したんじゃないのかな?
中一日開けて4日目、そして5日目、あまり印象変わらず飲めます。
6日目、なんと、けっこう瓶の底に澱が付着しています。瓶熟のおかげなんでしょうか。これがまたこの日がもっとも味わいとして柔らかく、果実味と酸味のバランスがとれていて円さの感じる味わいでした。