Touraine Pinot Noir Puzelat Bonhomme 2014

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
湘南ワインセラーより購入。3,650円。
 
抜栓日:2016年1月8日
インポータ:ヴァンクール
コルク:トレードマークっぽいのが刻印されています。
液漏れ:なし。染みなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色合い:濃い目のパープルルビー。輝きはありますが、透明感はちょっと落ちます。
エッジ:エッジの方にはパープルの要素が強いです。
脚:そこそこの粘性を感じさせます。脚の太さはさほど強くない。アルコール11.5%
 
香り:抜染直後、プレタノっぽい馬小屋チックな香りというか、還元香なのか、そんな感じがありましたが、スワリングでほどなく感じなくなりました。香りの要素は、黒赤系の果実の香り。チョコレートやカカオっぽいニュアンス、豆っぽい感じ。娘さんは「野菜炒めのような感じ」という表現でした。ミネラル香があって、そのなかに昆布出汁っぽいニュアンスを感じます。自分はあんまりラズベリー系の香りを感じません。ハーブの要素もありますか。
 
タンニン:渋味はさほどありませんが、黒っぽいニュアンスはフレッシュなタンニンから来ているのかもしれません。
 
味わい:酸はしっかりしてフレッシュですが優しい。ちょうどよい昆布出汁のようなコクと甘味を感じます。結構きれいにまとまっている。アフタは程よいタンニンが後を引き、そこにミネラル感がついてくるような、透明感を感じる余韻。なんとも後をひかれるのみ口で、次の一杯に手が伸びてしまいますが、けっこうよっぱらっちゃうな〜これ。
そして、時間経過で、酸がどどーんと全面に出現! おう、この後どうなるんだろう?
2日目、昨日の最後の酸が際立った状態を想像して飲んでみましたが、なんと、綺麗な酸になっています。味わいや香りの要素はほぼ変わらず、酸が綺麗になったおかげでまとまりがさらにでてきた飲み口。味わい全体には昨日よりも穏やかで2日目のほうが好きです。
3日目、酸が穏やかになり、とても円やかな果実甘味が前面に出てきています。さすがにすこし酸化的ニュアンスが主張していますが、それでも全然美味しく飲めます。すごいな。
4日目、さらに酸化的要素が強くなりましたが、芯がしっかりとしているので、ぜんぜんするする飲めちゃいます。4日でなくなっちゃいました。