Barrel Aged Chardonnay Kumamoto Kikka 2012

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-1441.html

セパージュ:シャルドネ
熊本ワインより購入。3600円。

抜栓日:2015年2月14日
コルク:圧縮コルク。KUMAMOTO WINARYの刻印あります。
液漏れ:ないと思います。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色:色合いは濃い目のイエロー。結構濃いです。
脚:そこそこの粘性。たらぁ〜っと脚が垂れてきます。
ディスク:結構厚いです。
 
香り:のっけから樽香が先行していました。その中に、柑橘系の果実の香りとトロピカルフルーツ系の果実香が合わさって感じられます。少し時間をおいてみると樽香は柔らかくなってきて、その中に黄色い花の香、杏子、レモンの砂糖漬けの香り、などなど、なかなか複雑な香りが混ざってきます。途中、石灰のようなミネラル香も感じます。樽香と果実香のバランスがなかなかよく、ある時はバニラ香、ある時は柑橘香みたいな感じです。そして全体的には和のテイストっていうか、柔らかいニュアンスが伝わってきます。
 
味わい:しっかりとしていながら柔らかい酸があって、果実の甘味と樽から抽出されているようなちょっとスモーキーな味わいとが口の中に広がります。余韻はそこそこの長さ。味わいは全体にクリーミー、というか、むしろねっとり感さえ感じさせてくれます。若干の苦味が全体を締めてくれます。とてもニュートラルなニュアンスで、どんな食べ物でも合わせられるような気がします。うちのママちゃんは、「食事と合わすならとっても飲みやすくて美味しいけど、ワイン単独だと、ん〜、どうだろう?」と言っていました。
あとで、テイスティンググラスでも飲んでみましたが、香りが縮こまっちゃう感じで、このワインはやや大ぶりのグラスで香りを楽しみながら飲むほうが良いような気がします。

2日目、香りは昨日とほぼ変わらず、味わいは昨日よりも若干とんがった感じになったような気もしますが、美味しくいただけました。