Pinot Noir Private Reserve Chitose Winery 2012

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
河井商店にて2本購入。3,000円位だったかな?
 
抜栓日:2015年2月15日
コルク:千歳ワイナリーのコルク。
液漏れ:なし。1/7くらい薄く染みていた。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。
 
色:薄いガーネットルビー。輝きあり。思いの外熟成色が入っています。
エッジ:エッジはちょっと薄く見えるくらいで、ほぼ均等の色合い。
脚:中等度の粘性
 
香り:ストロベリー、アセロラの香り。また、石灰っぽいニュアンスも感じます。ミネラルと表現したほうがいいんでしょうか? スワリングするとミネラル感が強く感じられます。赤い小さな木のみのニュアンス。ちょっと下草っぽい印象もありますか? 少し時間がたって、グラスからワインの量が少なくなってから、ほんのりとした樽香、ほのかに甘い、ちょっとだけローストしたような香りが感じられてきました。ママちゃんは、「ちょっと血なまぐさいな〜」と言っていました。ワイナリーのコメントにはそう書いてあった。ママちゃんすげ〜な〜。
 
タンニン:じっくりと口の中に行き渡らすと、若干歯茎に感じられるレベルで渋味は全然なし。ただ、しっかりとしたタンニンで、ほんのりとした苦味になって感じられます。樽から来ているのかな?
 
味わい:酸がはっきりと主張してます。素朴な酸ですが、果実甘味と、ちょっとちぐはぐな感じがします。もうちょっとおいておくと、まとまりよくなるのかな?味わいはチャーミング。すこしレモンティーのようなニュアンスも感じられます。余韻はそこそこ。ただ、味に厚みが感じられずちょっと物足りない感もあります。少し温度が上がってくると、さきほどまで冷涼感漂っていた味わいが、だんだんジャミーな方向に変わってきました。