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セパージュ：ピノ・ノワール100%
ワインの店いとうより購入。4,202円。
抜栓日：2016年8月13日
インポーター：オルヴォー
コルク：Domaine名、村名、Vintageが刻印されていました。49mm
液漏れ：なし
グラス：リーデルのブルゴーニュグラスを使用しました。
色合い：やや濃い目のルビーガーネット。輝きあり。でも深みのある色合い
エッジ：均一な色付き
脚：中程度の粘性
香り：最初、ちょっとコルキー？と思いましたが（娘さんも開口一番コルクといったのでちょっと焦った）、すぐに分からなくなっていきました。ブショネではないと思います。どちらかというと赤黒系の香りの印象。ブルーベリー、ブラックベリー、それにバラ系の香り。透明感のある香水系で硬質な感じです。やんわりとした樽感がありますが全然主張していません。30分位で香りは全開になりました。グラスからやんわりと溢れてくる感じ。なかなか複雑さや密度の詰まった香りのニュアンスで、いいですね。最初、やや野暮ったい印象を持ちましたが、この30分間ですっとその野暮ったさがエレガントさに変身しました。すごくいい香り。そしてやらわかい。
ママちゃんは「ワインらしいワインの香りだわ。やさしい！」と言っていました。値段を言うと「やっぱりね〜」と。
タンニン：タンニンはとてもマイルドで渋味は全然ありません。上質のタンニン。
味：第一印象は、綺麗に伸びる酸！ このあとに、果実の甘味がついてくる感じ。一口目からのバランスの良さはすごいです。ママちゃんは「結構甘い」と言っていましたが、自分はそこまでの甘さは感じません。やわらかい果実味がとても心地よく感じました。最初ちょっとリキュールっぽい、というか、酸化的印象、というかナチュール系のニュアンスを感じましたが30分位でなぜかその印象は消えて、味わいに優しさと複雑味が絡み合った感じを受け取りました。アフタは比較的長めで、次の一口を誘惑します。村名ながら、なかなか複雑で優しく、美味しいワインだと思います。
2日目、やや酸が主張しているもののさほど変化なくおいしくいただけました。
3日目、ちょっと酸化のニュアンスが強く、シェリーっぽさが出てきています。（保存は、コルク＋サランラップで冷蔵庫です）
