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セパージュ：ピノ・ノワール100%
ワインの店いとうより購入。2,400円（税抜）
抜栓日：2016年12月13日
栓：DIAM5。Vintage、Chantal Lesucure selectionの刻印あり。
液漏れ：なし
グラス：リーデルのブルゴーニュタイプを使用しました。
色：輝きのあるやや濃い目のルビー。とても透明感のあるきれいな色合い。
エッジ：しっかりと色づいています。
ディスク：中程度〜やや強めの粘性。アルコール度数12.5%
香り：グラスに注いですぐにグラスから、ほんのりとラズベリーの香りが溢れてきます。鼻を近づけると、ラズベリー、ブルーベリーのきれいなベリー系の香りと、柔らかいバニラ香（全然主張していず、ほんのりと香る程度）、軽いミントのニュアンス。とてもいい香り。スワリングすると、ベリー系の香りの上に、出し汁を連想させるようなニュアンスが乗っかってきます。ミネラル感もしっかりとしています。すでに、「ランク以上のワイン」という情報がインプットされてはいますが、これは、ほんとクラス以上の香り。
全貌発酵比率が30%程度とのことで、ここにステムを感じれるかどうかがひとつポイントですかね。言われるとそういう感じがあるような気がします。勉強になります。
タンニン：収斂性はほぼ感じませんが、上質なタンニンがワインにしっかりとアクセントを付けています。
味：伸びやかできれいな酸と、豊富な果実味が一体となって、一口目から「うま〜い」と言ってしまいます。中間の味わいの厚みがやや欠けていますが、このお値段を考えると、めちゃくちゃすごい味わいです。後口にきちんとタンニンが主張していて、余韻はそんなに長くはないですが、また一口、また一口と進んでしまうワイン。このコスパはとてもいいと思います。まったくもってエレガントなワイン。すごく旨い。
