Bourgogne Pinot Noir Cuvee H Maison Kerlann 2009

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セパージュ:ピノ・ノワール
ワインとお宿 千歳より購入。ピノ・ノワール2009 6本セットのうちの1本。単品だと3780円。
 
抜栓日:2018年11月17日
インポーター:
栓:天然コルク
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。

色:そこそこ色づいたルビーガーネット。輝きあり。
エッジ:ガーネットの色合いが見えます。熟成を感じさせます。
粘性:そこそこ高めの粘性です。
アルコール度数:13%
 
香り:やや閉じ気味なのか、もしくは香りのピークが過ぎたのか、けっこうおとなし目の印象です。茸や腐葉土といった熟成香が感じられます。フレッシュな果実香はあまり感じません。時間が経ってくるとややカラメルのニュアンスが出てきます。また、時間経過で、やっとこブルーベリーのニュアンスがほんの少し感じられました。

タンニン:収斂性はほぼ感じないレベルで、ほぼ溶け切っている感じ

味わい:熟成感が結構出ています。若干の酸化のニュアンスがあるも、殆ど感じないレベル。丸い球体で、果実味はややのっぺらとした感じ。ただ、余韻に程よいタンニンが残っていて、思いの外引っ張ります。酸はとってもおだやか。むしろ酸が弱くて丸い液体という言い方もできると思います。ママちゃんは飲んだ一番「あまーい」と言っていました。
5年くらい前だとか果実味あふれる味わいだったんじゃないかと想像します。でも古酒好きにはぜんぜんOKなレベルで、自然とスイスイ飲めてしまうワインになっています。土っぽさや、どっしり感があって、この辺がボーヌ地方なのかな?時間経過で、コーヒーっぽいニュアンスが出てきます。