Yamazaki Winery Sauvignon Blanc Forest 2016

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セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン
山崎ワイナリーより購入。3,780円(税込)

抜栓日:2019年1月30日
栓:天然コルク。山崎ワイナリーの刻印あり
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーバチュアを使用しました。

色:結構濃い目のイエロー。輝きあり、濁りなし。
ディスク:やや厚め
脚:中程度の粘性

香り:抜栓したてでグラスに注いだときには、バニラっぽい樽香が主体でした。その後、かぼすや金柑の柑橘香、バーブっぽいニュアンスが出てきます。とても透明感のある香り。黄色い花の香り、香りの要素がけっこう濃厚です。まだ樽が優位なのでどうしてもそちらに引っ張られます。グレープフルーツやカシスの芽のような感じはあまりありません。北海道のソーヴィニヨン・ブランの一つの表現系なんだろうな~。

味わい:酸がしっかりとしていて、後口にレモンのコンポートのようなニュアンスの酸が残ります。液体を口に含んだあと、鼻にハーブのニュアンスが抜けていきます。グレープフルーツ感はさほどなく、樽のニュアンスが結構強めで、そのへんの感じが渾然一体となって感じられます。とてもミネラリー。しかも厚み、コクがしっかりと感じられます。よくいう北海道らしい酸がしっかりとしています。時間経過で今度はアフタの苦味が徐々に現れてきます。今から十分の見頃ですが、もう2,3年寝かせておくとまた違う顔を見せそうな感じ。更に時間が立ってくると、今度は酸がけっこう主張してきます。あらま、楽しいワインです。ママちゃんは「あら、これ山崎さんのワイン? すっごいわね~」と言っていました。
クリームシチューと合わせてみましたが相性はバッチリです。醤油味で炊いたかぼちゃがとても良いマリアージュでした。なんとタラコの子和えにもギリ大丈夫でした。懐の深いワイン。