Sancerre Bois Lucas Domaine Sebastien Riffault Vinifie par Junko Arai 2015

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セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン
湘南ワインセラーズより購入。4,730円

抜栓日:2020年4月5日
インポーター:ディオニー
栓:天然コルク
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:けっこうアンバーの入った色合いで、べっこうあめっぽい感じ。立てて保存していあったボトルなので、最初は透明感ありましたが、二杯目から濁りあり(無濾過による)。液体自体粘性を感じます
ディスク:中程度
脚:中程度の粘性
アルコール度数:13%

香り:ファーストインプレッションはカラメル。熟成から来るのか、焦げたニュアンスの香りが支配的。その後蜂蜜の濃いめの香り、グレープフルーツに砂糖をかけた感じの香り。コンポート系の煮詰めたニュアンスを感じます。やや酸化のニュアンスなのかな?でもシェリーっぽさは感じません。黒糖の感じ、たしかにあります。解説にはサトウキビと書いてあります、なるほど。この焦げたニュアンスは樽による成分があるのかもしれません。リコリス様の漢方っぽい香りもたしかにあります。なるほど~勉強になる。ママちゃんは「焦げてるよりも、蜜っぽさのほうが強い。いい香りだわ」と言っていました。

味わい:実に濃い味わい。スモーキーさが口の中に広がります。酸はしっかり目ですが、強くはありません。液質がけっこう厚めで、カラメルの苦味、というかビターさがあとを引きます。アルコール度数13%で、調子こいて飲んでいると結構酔っ払います。液体は厚みはあるのですが、スイスイと優しく体に語りかける感じ。戻り香に蜜の要素があって鼻の奥にふわっと広がります。蕗味噌にけっこう相性が良かったと思いましたが、ママちゃんはワイン単独で飲んでいたほうが美味しいと言っていました。