Soli di Giul Freisa dAsti Tenuta Santa Caterina 2012

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セパージュ:フレイザ
Vino Hayashiのイタリア土着品種研究会の教材。6,600円

抜栓日:2021年1月27日
インポーター:Vino Hayashi
栓:天然コルク。50mm級
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:やや色づくガーネット。濁りなし、輝きあり
エッジ:ガーネットが強めにでて、色合いは若干薄くなっています
脚:比較的強めの粘性を感じます
アルコール度数:13.5%

香り:針葉樹や杉の香り。樹液のニュアンス。その奥に、ミント系のすっとする香りがあります。グスベリ、木の実、やや青臭い感じ。山ぶどうのような野性味のある香り。木のニュアンスは品種? 樽?(フレンチオーク使っている) ドライフルーツ(テキストにはドライいちじく、ドライレーズン、ドライなバラと) メントール系の鼻に抜ける香りがとても印象的です。

タンニン:収斂性のやや感じられるタンニン。最初そんなにタンニンを感じないのですが、後半にじわじわっと広がってくる上質なタンニンです

味わい:ウッディーなニュアンスが口の中に広がります。酸は上質で、むしろ丸みを帯びている印象。ミネラル感もありつつ、やや濃い目のビターなカカオ感が感じられます。カラメル感、ドライフルーツ感もしっかりとあって、腐葉土的な熟成感、逆に野性味のある渋味と、土着品種ならではの味わい。アボガドとの相性が結構良かったのに驚きました。