Lacoste Borie 1995

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セパージュ:カベルネソーヴィニヨン70% メルロ25% カベルネフラン5%

2010年10月9日抜栓。コルクはしっかりとしていて液漏れなし。Vintageとシャトー名が刻印されていました。デカンタージュしておきました。デカンタ途中から果実香が溢れてきました。グラスはリーデルボルドータイプを使用。グラスに注ぐと色はガーネット。とても濃いフレッシュなガーネット。とってもフレッシュです。とても15年経ったとは思えないルージュです。アルコール度数は12.5度。脚はそこそこです。最初はブラックベリーなどの黒い果実、藁、ハーブ、ミントの香り。しっかりとした香りです。Pauillac的なカベルネ・ソーヴィニヨンの割合が高いことを想像させる香りです。ぐわーっと飛び出てくるような香りではありませんが、これは何時までも嗅いでいたい香りです。そこそこ熟成香というかスモーキーな土の香りも漂ってきます。結構年数立っているのにこんなにフレッシュだとは思わなかったです。飲み頃としてはジャストミートだったと思います。タンニンは全然渋くなく、完全に溶けきっている感じです。しかし、少し時間がたつとやや酸味が前面にでてきます。さすがに翌日よいうわけにはいかないようでした。この辺がセカンドのセカンドタル所以でしょうか。また、おもったほどアフタははっきりとしません。このレベルでアフタが出てくるととてもよいワインになると思いますが、それはないものねだりというものでしょう。