Gevrey Chambertin vieille vigne Domaine Fourrier 2008

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セパージュ:ピノ・ノアール100%

ワインの店いとうより購入。5600円。
2011年11月4日抜栓。蝋で固めてあるのですが、抜栓は、直接蝋の上からソムリエナイフを挿入し抜きました。途中まで抜いてから周りの蝋を取り除きました。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。グラスに注ぐと、色はとても綺麗なルビー色。透明感に溢れています。しかし色合いはとても濃い。一見矛盾していますが、濃くて透明感がある色です。グラスの脚は、けっこうな粘稠度。グラスにどどいだ途端、ベリー系の香りがどどぉ〜っと周りにあふれてきました。最初の香りは、ラズベリー、きのこ、腐葉土。これは力強くて良い香りだ。娘さんはナスの匂いと言っていました。スワリングでストロベリーの甘い香りが加わってきます。幸せな気分になる香り。口に含むと、むむむ! 思った以上の酸味です。しかし、その酸味のあとにベリーの甘さが押し寄せます。タンニンはしっかりと主張していますが渋くはありません。ママちゃんは思った以上に渋いと言っていました。ミネラル感も豊富。力強い味わいです。雑味が感じられない。しかし複雑さは十分!酸味は08の影響なのでしょうかね。しかし、本当に上品な酸味です。アフタも喉の奥から穴の奥へベリーの香りが上がってきます。時間がたっても香りが落ちませんね〜。味は時間とともにジャミーな感じがでてきます。しかし新世界のピノのようにセメダイン的要素が感じられません。時間と共に味わいが落ち着いてきました。また果実の甘さがどんどん出てきます。実は、お好み焼きと一緒に飲んでも見たりしたんですが、意外と良い感じでした。ガーリックトーストと合わせるといいな〜と思ったんですが、ガーリックパウダーを切らしていました。娘さんが、「シナモンパンでもあうんじゃない?」と言って来たのでやって見ましたが、これが結構合いました。