Bourgogne Grand Ordinaire Rouge Prieure Roch 2010

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

湘南ワインセラーで購入。抱き合わせ販売。このワインは大体4000円前後。
2012年8月12日抜栓。コルクにはドメイン名とVintage、トレードマークが刻印されていました。液漏れなし。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。色はかなり薄いルビー。あまり透明感がありません。2010年ってこんなくらいの色合いなのかな?結構薄いです。最初、かなりの還元臭というか硫黄臭がありました。グラスに注いでから40分くらいすぎたくらいからこの還元臭は消えていきました。最初、お花の香り、その後からプンプンとキノコ香、香水の香りがしてきました。これはいい香りですね〜。ママちゃんは、ラブ(だったかな?)という香水の味のするガムの香り、と表現、娘さんは、キャベツ、茄子、きゅうりの匂い、と。このくらいの時間でスワリングすると、まだ硫黄の匂いが立ってきます。味わいは、けっこうな酸味を最初に感じますが、その後ベリーの甘さ、しっかりとしたタンニンを舌に感じ、喉に流れていきます。アフタには若干のミネラル感がありますが、そんなに長いフィニッシュではありません。徐々に仄かな甘味を感じるようになりました。ワイン単独で充分いけます。後5年くらいおいておくと、もっと上品な酸になるかもしれません。でも十分今でも美味いと思います。
2日目、すっかりと還元香が消えて、スミレの花、ラズベリー、ブルーベリーの香りがします。気持ち落ち着く香り。娘さんは「りんごジュースとオレンジジュースを混ぜたぶどうジュースの匂い、野菜ジュースの匂い」と言っていました。味わいは、とても綺麗な酸を感じ、その後にほんのり甘さを感じるという、昨日のニュアンスとほぼ同じ。昨日よりもアフタがはっきりと感じられて、しかもミネラル感も強く長いです。なるほど、1日おいたほうがよいと書いてあったのは納得ですね。タンニンは昨日よりもこなれた感じがします。美味しい。