Pommard 1er Cru Les Charmots Jean Michelot 2002

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

ウメムラで購入。5628円。
抜栓日:2012年11月30日
コルク:Vintageが刻印されています。あと、ドメイン瓶詰めと書かれていました。2/3くらいまで軽く染みになっていましたが、液漏れはありませんでした。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用

色:程よい色合いのガーネット。気持ちルビーが混ざっている程度。エッジはやや薄い色合いになっています。
脚:粘調度中等度。

香り:抜栓後、ほわっと土の香りがしました。グラスに注いでから、その土の香りと、菫の花の香り。とてもいい香りです。いつまでも嗅いでいたい。そしてピュアな感じ。その後、柔らかい香水と、イチゴジャムの甘い香りがほんのりと漂ってきます。スワリングで大地の香りが強くなります。さらにバニラのような甘い香りもしてきます。小梅のニュアンスもあるかな。娘さん曰く「アロマスティック(なんか最近、ペンに香り棒のようなものが入っているやつ売ってるんです)の匂い、もやしの匂い」と言っていました。あぁ〜、もやしのような、なんていうか白い香りっていうか、そんなニュアンス、ある!

タンニン:最初、あまりタンニンつよくないなぁ、と思いましたが、歯茎で感じてみると、そこそこビターなニュアンスを醸し出しています。。

味:酸を適度に感じ、そのあと、良い感じの出汁のような要素で、ほのかなビター感とベリー系の甘さがからみ合ってきます。途中からミネラルがグッと主張してきて喉に流れます。じわ〜っとアフタを感じます。最初は、なんとなく田舎臭さを味に感じましたが、でも全体的にはピュア。2杯目から、ビターチョコのような力強さがでてきました。パワフルとまでは行きませんが、どことなく田舎の感じがあり、飲んでいて楽しくなるワインだと思います。
2日目、酸味が抜けています。そしてなかなかしっかりとした土のニュアンスが出てきています。チョコレート・カカオの感じはしっかりとあります。ベリー系の味わいはなくなっています。なんていうか、昨日の田舎臭さが強くなったっていうか、のどかな風景の田舎にいる感じがします。しかし、ものの1時間くらいでグッと質が落ちてしまいました。