Ginestet Saint Emilion 1998

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セパージュ:不明

2012年9月24日抜栓。コルクは短いもので汎用のものでした。液漏れはありませんでした。結構コルクにオリが付着していました。グラスはリーデルボルドータイプを使用。最初はあまり香りが立ちませんでしたが、時間とともに、腐葉土、燻製のようなスモーキーな感じ、グスベリの香り。熟成香というか、古くなったボルドーの香りがします。味わいはタンニンはほとんどこなれてあまり感じません。すんなりと喉に流れていきます。程よい酸味と、ニッキのニュアンスがアフタに感じられます。時間とともにやや奥行きが出てきた感じ。普段のみのワインが年月が経つとこうなるんですね。しかし、このワインはACサンテミリオンですから、そういう意味ではここまでおいておいても十分飲める範囲のワインになっているんでしょう。とても勉強になります。瓶の裏ラベルには、「プラムとバニラの香りがします。タンニンが強いので1時間くらいしてから飲んでください」とか書いています。バニラ香はほのかにありますが、プラムの香りはほとんどしません。アフタにやや鉄分、ミネラル感を感じました。そこそこ飲めるワイン。勉強になるな〜。