Bourgogne Pinot Noirien Thierry Violot Guillemard 2010

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

キタザワより購入。2200円。
抜栓日:2012年11月2日
コルク:汎用のもので比較的長めのもの。液漏れなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプ

色:鮮やかなルビーパープル。意外と濃い目の色合いですが、艶があります。

脚:比較的粘稠度の有りそうな感じ

香り:最初、香水のような華やかな香りを感じました。ラズベリーの甘酸っぱい香りの中に若干腐葉土の要素がみえます。上品ですが静かな力強さのあるいい香り。娘さんは「ポン酢の匂い」と言っていました。スワリングで土の香りがやや強く感じられます。少しおいておくと、20分くらいでグラスから香りが沸き立ってきます。1時間くらいしても香水のような香りが漂ってきます。このワイン、香りが命のワインですね。

タンニン:歯茎を使って感じるとフレッシュなタンニンを感じますが全然きつくありません。

味:上品な酸が感じられ、次に紅茶を思わせる味わい。結構出汁が効いています。ACブルですが、あまり雑味を感じないです。最初ミネラル感はさほど感じませんでしたが、時間とともに表れてきました。。なかなかの複雑さを感じます。アフタはあまりありません。あら、これ飲みやすいし美味しいですね。
1時間くらいすると、全体的にちょっとフォーカスがあっていないような味わいに変化してきましたが、飲みやすさは変わらず。
個人的にはもうすこしだけ酸があるともっとしまった味わいになるのではないかと思いました。でもこのクラスとしては結構いい線いっていると思います。