Yoichi Nobori Passetoutgrain Takahiko Soga 2011

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セパージュ:ツヴァイゲルトレーベ65%、ピノノワール35%


仙丸酒店で購入。3675円。
抜栓日:2013年5月10日
コルク:蝋封でした。コルクにはなにも書いてありませんでした。
液漏れ:染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。


色:濃いルビー。数滴紫を垂らした感じ。最初に注いだのは濁りがあまり感じられません。
エッジ:エッジまでしっかりと色づいていて、中心部は深い色合い。
脚:結構な脚がタラ〜っと流れ落ちていきます。
ディスク:さほど厚くないです。


香り:第一印象はどんよりとした甘い香り。無花果、ザクロのような果実のかおり。娘さんは、「よくパンとかに入っている赤くてつぶつぶの果物の匂い」と言っていました。わかる、それ。まさにそんな感じ。そして時間が経つと甘いイチゴのような香りがほんのりと奥の方から感じられます。スワリングすると全体的にさわやかな香りになったというか、ちょっと可愛い田舎のお姉さんてきな感じかな?
2日目、土っぽい香りが出てきていますが、昨日のように果実の甘い香りもしっかりと残っています。
 
タンニン:渋さはなく、柔らかいタンニンが感じられます。
 
味:なかなか土っぽい印象と、木苺のようなフレッシュさが混ざった、なんとも言えない優しくも、芯のある味わいです。素直に、「あら?おいしい」と言っちゃいます。ツヴァイってそんなに飲んだことありませんが、軽いイメージがありますが、このへんがピノの存在感なんでしょうか、そこそこ複雑味もあり、ミネラリーなニュアンスもしっかりと感じます。適度な酸が甘さと相まっています。うちの奥さんは、「大草原の小さな家の、石鹸とか売っている雑貨屋さんの感じ」と表現しました。なかなか当たっていると思います。飲んでいて楽しい気分になるワインです。秋ころまで、とか書いてありましたが、全然今でもドンピシャでいけると思います。
さすがにアフタは長くありませんが、癖になるような余韻は感じられます。どこかアッサンブラージュに通じる味わいがあります。
2日目、やや酸が強くなるも味わいは殆ど変わりません。ベビーチーズとの相性がいいです。