Gevrey Chambertin Cuvee de Champs Chenys Joseph Roty 2005

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
 
ゆはらよりオークションで落札。4401円。
抜栓日:2013年7月15日
コルク:長めコルク。50mm。ドメイン瓶詰め、ワイン名が刻印されていました。
液漏れ:ほぼ完璧な状態。染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。
 
やや低めの温度で抜栓しました。
色:そんなに濃くないガーネットルビー。綺麗な色合い。
エッジ:エッジはガーネット。中心はルビーがまだ残っています。
脚:なかなかの粘調度。グラスをつぅ〜っと落ちてきます。
ディスク:ちょっと厚みあります
 
香り:抜栓直後はちょっと閉じ気味でしたが、樽から来ると思われる香り、バニラ香がとても心地よい甘い香りを醸し出しています。その後5分もしないで、ラズベリーの香りが現れました。スワリングで、ストロベリーの香りが加わります。なんとも言えない良い香り。娘さんは「トマトにマヨネーズをかけた匂い」と言っていました。樽香はけっこう強いです。
 
タンニン:タンニンは綺麗に溶けこんでいて、渋みは感じません。しかし、とても力強い印象をワインに与えていると思います。心地よいタンニン。
 
味:ほどよい酸とタンニンの力強さ。全体的なバランスがいいです。最初から、ミネラル感全開で、味わいがとてもピュアーです。温度が上がると甘さもどんどん出てきます。腐葉土感や土のニュアンスはさほど強くなく、いまだフレッシュ感満載の味わい。しかしながら、力強い中に、非常に繊細な出汁が入っている感じ。旨味がなかなか半端ないです。1時間30分くらいもすると、もうジャムの甘い味わいがどんどん湧いてきます。たぶん、いま最初の飲み頃のような感じ。このあと5年くらいするとまた違う味わいになるんじゃないでしょうかね。
ワインは一期一会だとずっと思っているのですが、また良いワインに出会うことができました。
 
2日目、ほとんどニュアンスが変わることなく、むしろ丁度よい酸がでてきてとても美味しくいただけます。

3日目、果実甘味がなくなっていましたが、酸は健在。ミネラル感も残っていました。なかなかいいワインだな、これ。