Blue Mountain Pinot Noir Vineyard and Cellars Okanagan Valley 2011

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
ヘブンリー・バインズより購入。4,095円。
 
インポーター:ヘブンリー・バインズ
抜栓日:2014年4月5日
コルク:Blue Mountainと、絵、ホームページURLが刻印。44mm。
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。
 
色:鮮やかなルビー。若干パープルの混ざる色合い。色の濃さは中等度よりやや濃い感じです。ちょっと深みのある色合いです。
エッジ:しっかりと色づいています。紫の要素がちらちらと見え隠れしています。
脚:中等度の粘調度。
 
香り:グラスに注いだ途端に、赤いバラの香り。その奥に、ラズベリーの香りを感じます。ほんの少しキャンディのような甘酸っぱいニュアンスがあります。スワリングで、ややベリーの香りが飛んで、ちょっとばかり硫黄臭を感じますが、すぐにとんでいきます。バニラ香も少しあるか。なかなかいい香りです。ちょっと時間が経つと、すこしキャラメル香を感じました。
 
タンニン:あまり歯茎に渋さは感じませんが、タンニン自体はフレッシュなもの。あまりギスギスした印象を受けませんが、それなりにしっかりとしています。
 
味:そんなに酸は伸びてきませんが、とても果実味たっぷりの味わいを、適度な酸がしめてくれています。タンニンによる若干の苦味もあり、アフタもそこそこ長いです。Earth的な要素もすこし感じられます。若干、ニューワールド的なセメダインのニュアンスも、ほんの少しありますが、飲みやすいんですが、なかなか味わいも詰まっている感じの美味しいワインです。ボーヌ系のブルゴーニュのようなイメージも自分は感じます。ママちゃんは、「これは飲みやすくて美味しいねぇ〜」と言っていました。

2日目、最初、ちょっとケミカルな感じがしましたが、ほどなくそのような印象がなくなり、なかなかいい感じで酸が出現して、果実甘味も爽やかで、美味しくいただけました。もう少しゆっくりのペースで飲んだほうがいろんな変化が楽しめていいですね。反省。