Le Clou Domaine Prieure Roch 2011

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
 
緑道の竹八さんにてグラスでいただきました。
抜栓日:2014年5月14日

曽我さんのワインと、ビオ対決で飲み比べせよ!ということで出していただいたんだと思います。
色合いはさほど濃くないルビー。ロックの方もそんなに艶やかさはありません。脚がけっこうな粘稠度を示していました。
香りは、茸香、梅香がぷんぷん、ほんと、いわば松茸の出汁みたいな要素があり、その奥にきちんとベリーの果実香もあります。大地の香りもします。パワフルとまでは行きませんが、とてもしっかりと足を据えている香り。
ママちゃんは、「こっちのほうが好きだわ」と言っていました(;´・ω・)
味わいも、タンニンは、しっかりしていますが、エレガント。酸がとても伸びやかでここちよくアタックしてきます。果実味も豊富で、ほんと酢昆布を舐めて昆布がとろとろになってきた状態みたいな感じです。
さらにすごいのは、グラスに注がれた後20分位で、どど〜んと香りが開いてきたところです。ボトルも、最初に開けたボトルではなく、前日抜栓ぐらいじゃないかと思いますが、それでも、香りが劇的に変化して開花してきたところはやはり流石だという他ありません。カラメル香など微塵もなくとても美味しくいただけました。
大変勉強になりました。こちらも鴨との相性は抜群でした。