Les Hauts de Lynch Moussas 2002

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ30%
いただきものです。ありがとうございます。
 
抜栓日:2015年5月6日
コルク:ワイン名、Vintageが刻印されていました。50mm。
液漏れ:なし。染みなし。
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
 
色合い:濃いガーネット。グラスの向こう側の指が、ほんとかろうじて見える程度。艷やか。
エッジ:しっかりとした色合い。ほぼ均一。
脚:中等度〜なかなかの脚。
 
香り:ポアラーを使って注ぎました。カシス、ブラックチェリー、スパイシーな香り。ほんのりと土の香り。やや冷たいニュアンスの香りを感じます。木の香り、ミントっぽいニュアンス。なかなかいい香りです。香りの印象からはカベルネ・ソーヴィニヨンが優位なセパージュのような気がします。マッシュルームのような程よい熟成香も感じますが、その影に青野菜系のフランから来るのか、そんなニュアンスを感じました。娘さんは、「ピーマンの匂い」と言っていました。と、思いきや、フランは入っていませんでした(^_^;)

タンニン:まだまだフレッシュで、下に残るタンニン。かなりしっかりとした渋みを感じます。
 
味わい:きれいな、しっかりとした酸があって、黒果実を連想させる味わい。筋が通っている透明感のあるニュアンスを感じます。とてもしっかりとした造りで、13年の歳月を感じさせないフレッシュさもあります。余韻はさほど長くは感じませんが、複雑味もあり熟成ボルドーとしてとても美味しくいただけます。
 
中開けて3日目。カカオっぽいニュアンスがでていました。カシスや木のニュアンスも健在ですが、全体的に丸くなっている印象です。しかし、バキュバンで3日経過しても全然美味しくいただけちゃうってのは、なかなかのポテンシャルなんじゃないかと思います。