Le Haut Medoc De Lagrange 2012

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ30%
うきうきワインの玉手箱にて購入。2,480円。
 
抜栓日:2015年9月13日
インポーター:サントリー
コルク:コルクにはワイン名、Vintageが刻印されていました。48mm。
液漏れ:なし。染みなし。
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
 
色:基本ルビーパープル。しかし、パープルの要素はそんなに強くありません。透明感あり、輝きあり。
エッジ:中心からエッジにかけてほぼ均一な色合い。
脚:中等度の粘性。
 
香り:カシス、ブラックチェリー、ブルーベリーの香り。ミントっぽいニュアンスが重なると共に、ほどよい樽香がバランスよく感じられます。ニュアンス的には高貴なニュアンスで、透明感のある香り。カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いと思わせる、ハーブ感、ミント感を十分感じます。紫の要素なんだけど、それでいて重たくない、というエレガントなニュアンス。ほんのりと金属っぽいイメージもありますか。時間とともに、残り香にカカオやコーヒーといったニュアンスの樽由来と思われる香りがあります。
 
タンニン:しっかりタンニンですが、渋くて渋くてという感じではなく、まだ若いですが程よく感じられます。
 
味:紫果実の味わい。おどろくことに余韻が結構長く感じられます。すっきりとした印象があって、酸がとてもしっかりとしています。カシス、ブラックチェリーの味わいと、後口にミネラル感というか金属っぽいニュアンスを感じます。時間がたって飲んでみると、ほんのすこし熟成感、腐葉土っぽい味わいがしてきました。
十勝牛のもも肉ステーキ(ミディアム)と一緒に飲んでいましたが、いい感じで甘さが引き立ち美味しかったです。これがこの値段であるということに喜びを感じます。
2日目はちょっと酸化的ニュアンスが出てしまいましたが、プラムっぽい変化をしていておいしくいただけました。