四恩醸造ローズ ロゼ 2015

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セパージュ:巨峰
あるこりっく・あるまじろより購入。1,408円。
 
抜栓日:2016年1月25日
スクリューキャップ。
キャップ開けてすぐに結構な還元香がありましたが、グラスに注ぐとそんなにひどくはなかったです。たしかに糠の匂い的な感じがありました。
色合いは薄いピンクと黄色の混色。ロゼという色合いではありません。濁りがあります。
脚は中程度。アルコール度数10.5%と記載ありました。
香りは、なんと表現したら良いのか、糠味噌的なニュアンスはありますが、さほど強くなく、ぬか漬けの大根のようなニュアンス。うす茶色系の香り。いわゆるビオ香的なニュアンス。娘さんが、「こんにゃく使った子和えの匂い」と表現しました。まさにそんなニュアンスです。おでん的な感じもしますし、大根とかの煮付けのニュアンスというのか、なんとも表現しがたい。
味わいは微発泡(+)で、ほんのりとした和三盆系の甘味と、香りの要素がすべて味わいに出ている、そんな感じ。そして、苦味というか渋味が、後口に感じられます。時間とともに柔らかなさんがアクセントになってきます。よく言われているように、コップ、というか、今回湯のみを使って飲んでみましたが、ワイングラスで飲むよりも、湯のみで飲んだほうが、口への入り方がちがうのか、旨味が口の中にぐわ〜っと広がってきます。
一日立ったほうが、ヌカ臭さが抜けてより良い、という話なので、明日また試してみます。
2日目、全体のニュアンスはマイルドになっています。しかし、糠漬けっぽいニュアンスはまだまだ健在。でもこのタイプのワインは好きだな~。
3日目、かなり香りは落ちていますが、液体自体の旨味は健在です。ただ、好き嫌いが別れるところでしょう。個人的にはとても好きです。
中1日あけて5日目、瓶を立てて冷蔵庫で保存のため、まずは上澄み部分ですが、ヌカ臭さがかなり抜けて、苦味を伴う旨みになっています。ママちゃんは水だ!と言っています。染みます。和の甘味が引き立っています。