Muller-Thurgau Matsubara Farm 2020

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セパージュ:ミュラー・トゥルガウ
松原農園さんより購入。1,800円くらい

抜栓日:2021年6月12日
栓:スクリューキャップ
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーバチュアを使用しました

色:結構薄めのイエロー。濁りなし、輝きあり
ディスク:やや薄め
脚:さほど粘性は感じません
アルコール度数:11%

香り:かなり強めにマスカット香が感じられます。やっぱりラムネの香りも。とても香り豊かで、しかもフレッシュ感が半端なく感じられます。例年のワインよりも香りの質は高く、透明感のある印象です。スワリングすると吟醸香にも似た綿あめのような香りがふわっと湧いてきます。今年の松原農園さんの表現形なんでしょうね

味わい:スッキリとした酸を、インパクトを伴って感じます。そして、果実の豊かな甘味と、液質の厚み。フレッシュ感、ミネラル感ともにとても豊かです。これはおそらく2020年のぶどうの品質の高さから来るのではないかと思います。昨年以前のミュラーにくらべ、特に厚みが殊の外感じられるのがとても印象的でした。中盤から後半にかけて、苦味というか、硬質感というか、そういったニュアンスがあってミュラー・トゥルガウ特有のアフタが心地よいです。非常に洗練された食卓に花を咲かせるワインだと思います。