Kitoushi Higashikawa Wine 2015

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2114.html

セパージュ:セイベル
東川振興公社にて購入。2,500円。
 
抜栓日:2016年12月18日
栓:無印の天然コルク
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:ややくすんだように見えるパープル。グラスの向こう側の指はかろうじて見えます。輝きあり
エッジ:しっかりと色づいていますが、やや薄く感じます。
脚:中程度の粘性
 
香り:抜栓直後、グスベリ、木の実の香り。樽香なのか?森林の香り。程よいスパイス感とミネラル。軽いミント。香りからは冷涼感が感じられます。時間経過で、やや樽から来ると思われる木のニュアンスが強めになってきた感じがします。またスワリングすると、メタリックな冷たさを連想させる香り(ちょっと青野菜系の香りにも似ていますが、メトキシピラジンではない)を感じました。さらに時間経過で、カカオっぽいニュアンスの顔になりました。さらにその後、やっと開いてきたのか、メンソール系の香りと紫の実の香りがでてきました。
 
タンニン:収斂性はなく、野性的なフレッシュなタンニン。

味:酸が主体で、タンニンの力強さが合わさってきます。13年ほど酸っぱくはありません。14年に比較すると酸が強め、と言った感じでしょうか。やや味わいに単調な印象をもちますが、飲み口からも冷涼な感じを受けます。スパイシーなニュアンスが中間から後半にかけて口の中に広がっていく感じ。ちょっと紫っぽさや、野菜系のニュアンスは感じるものの、ツヴァイゲルトにもにた野性味が、また一杯と誘ってくれます。ちょっと寝かしておいて、酸が穏やかになったらもっといい感じになりそうな予感。