http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-1993.html
セパージュ：アルバリーニョ、ミュスカ
ワインショップフジヰより購入。4,500円。
抜栓日：2016年12月22日
栓：DIAM10。やや長めのコルク。
液漏れ：なし
グラス：リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
色：やや濃い目のイエロー。輝きあり。グラスの底に気泡あり。
ディスク：やや厚め
脚：中程度の粘性。
香り：抜栓直後、グラスに注いですぐに香りを見ると、かぼすのような柑橘香、グリっぽさがあって、甲州？と一瞬思うようなニュアンス。吟醸香っぽさも感じました。グラスに注いでからほどなく香りが開いてきて、レモン系の柑橘香に変化。ヨード、ミネラルもしっかり。そこに華やかな黄色い花を連想させる香り。娘さんは「石鹸っぽい匂い」と。あ〜花王の石鹸じゃないけど、石鹸でこういう香りのするやつ、オーガニック系の石鹸なんかにあるような。シャープで、凛とした印象がとても心に残る香りです。ヴァン・ナチュール感はあまり感じられません。
味わい：抜栓直後は、凛として、きりりとしたとても上質な酸がメインで、後口にほどよい苦味があり、これも甲州か？とおもうようなニュアンスでしたが、ほどなく、ミネラル感が豊富で、ほんと透明感のある味わいになってきます。とてもピュア。若干の塩気さえ感じます。磯のニュアンスがほんのりと感じます。さらに時間が立つと、酸がしっかりしているにも関わらず、味わいそのものの厚みが出現してきてとても美味しいです。びっくりしました。
この日は、ホッケのみりん漬けを焼いたものと合わせてみましたが、ほどよいマリアージュでした。また、驚いたことにもずく酢と合わせると、これがドンピシャ。すごくいいマリアージュを見せてくれました。もっと寝かせておいても良かったなぁ〜。これは値段も高いけどとても美味しい良いワインだと思います。
