Tada Farm Campbell & Niagara 2016

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セパージュ:キャンベル 50%、ナイアガラ 50%
多田ワイナリーにて購入。2,376円。
 
抜栓日:2017年7月17日
栓:DIAM1のコルク。刻印なし
液漏れ:なし。底に酒石酸っぽい結晶がついていました。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:薄い麦わら色。オレンジワインの薄いやつのようなニュアンス。
ディスク:中程度〜やや薄め
脚:サラサラと落ちていく感じ。アルコール度数9%
 
香り:比較的低温で抜栓しましたが、のっけから強烈なマスカット香。そして、黄桃のような桃のニュアンス。スワリングすると、ナチュール香というか、酢酸エチルというか、フェノレっぽいニュアンスがほんの少し。
 
味:まず驚くのは酸のシャープさ。うちのママちゃんをして「酸っぱい」と言わせしめました。これは温度による強調なのか、あとで確かめます。グラスには発泡は付きませんが、舌にややピリピリとした微発泡感を感じます。
香りに反して残糖はほとんどありません。非常にドライで、酸に引っ張られて鋭いアタック。余韻は短めですが、なかなかミネラル感もあります。温度が上がると、マスカット感が鼻に抜けてきますが、けっこうリンゴっぽさを感じます。MLF終わっていると言っていましたが、MLFしていないような感じもあります。
うちのママも娘さんも、「ブドウをそのままかじったような酸っぱさと味わい」と言っていました。流石です。まさしくそんな感じのフレッシュさ。
また、味わいにフェノレっぽさがほんの少し感じられて、それが良い意味でのアクセントになっています。瓶詰め後すぐなので、3ヶ月位落ち着けてからまた飲んでみようと思います。
むしろ、そんなに冷やさないで飲んだほうがいいかもしれません。