Ciprea Offida Pecorino Simone Capecci 2016

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セパージュ:ペコリーノ
Vino Hayashiのイタリア土着品種研究会の教材。2,700円(税抜)

抜栓日:2020年6月25日
インポーター:フィラディス
栓:天然コルク、やや眺め
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:程よい色合いのレモンイエロー。透明感あり、輝きあり。グラスのそこにとても細かい気泡がたくさん
ディスク:やや厚め
脚:やや高めの粘性
アルコール度数:13%

香り:最初、樽?と思ったけれど、イースト香なのか、還元臭なのか、ちょっとわかりませんがそんなニュアンス。ちょっと時間を置くと、すだちのような爽やかな柑橘香。青りんご、ちょっとばかり酵母香。最初のはこれかな?麹のようなニュアンス。スワリングすると、レモンを連想させるような香りが現れました。ミネラル感も結構感じられます。教本には「フレッシュな青りんごと、レモンやグレープフルーツの果実香。セルフィーユが優しく香り、火打ち石を思わせるミネラル香も感じられた」とあります。なるほど。

味わい:微発泡のぷちぷちと、シャープでフレッシュな酸が第一印象。レモン、すだちの果実果汁そのもの。そしてアフタにかけての苦味は結構特徴的だと思います。余韻がかなり眺めで、酸がずっとあとを引いていく感じがあります。教本には「軽やかなエントリー、前半から口中を支配するフレッシュな酸は後半まで伸びていき、しっかりとしたミネラル感が印象的」とありました。あ~、当たらずとも遠からずだな、自分。

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