Nuits St George Les Plateaux Mongeard Mugneret 2009

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セパージュ:ピノ・ノワール
ワインピークスより購入。4810円。

抜栓日:2020年10月10日
インポーター:ヴィノラム
栓:天然コルク。長め。生産者、ワイン名、Vintageが刻印されています
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました

色:比較的濃い目のルビーガーネット。輝きあり、濁りなし
エッジ:エッジにはすこしガーネット色が強め
脚:結構な粘性を感じます
アルコール度数:13.0%

香り:ブラックベリー、ブルーベリーの香りとともに、キノコの香り、土っぽさ、樽香が渾然となって感じられます。キノコ紅茶的なニュアンスや、若干のカシス香もあります。どっしりとした印象で、この辺がニュイ・サン・ジョルジュっぽさかな? 香りを見ると、やや黒果実系の香りの中央に、すっと赤い実が現れる感じです。そして、グラスを前においておくと、樽から由来すると思われる香りが、グラスから湧き出るように感じられます。温度が上がると、やや過熟した干しぶどうのような香りが出てくるのが印象的でした。

タンニン:収斂性はなく、エレガントでシルキー

味わい:酸は穏やかながらチャーミング。どっしりと下方に重心が感じられ、黒~青果実系の果実甘味が口の中に広がります。樽からくるのか、チョコっぽさも若干あります。余韻は中程度から長めに感じられ、かなり熟した要素が口の中にひろがります。手羽元の唐揚げや餃子とはとても相性が良かったです。驚いたのはいくらの醤油漬けとは、絶対ダメだろうと思って合わせてみましたが、あれ?むしろ相性いいじゃん!って感じで、何事も合わせてみなければわからないな~と思ったワインでした。